【今治市】工務店で家を建てるときの予算の建て方とコストコントロールについて
今回は家を建てる時の予算の建て方と、コストコントロール方法について説明していきたいと思います。
なるべくわかりやすくお伝えしていくので、一緒に学んでいきましょう。
予算の建て方
はじめに予算の建て方から順番に見ていきますね。
1. 自己資金の確認
まずは、自分で用意できる資金を確認してみましょう。
現金や貯金、そして一部の資金を運用している場合は、それが現金化可能かどうかもチェックしてみるといいですね。
2. 住宅ローンの検討
自己資金だけでは足りない場合、大半の人は住宅ローンを利用するよ。
銀行や金融機関のローンシミュレーションを利用して、自分がどれだけ借り入れできるのかを把握するのも大事です。
金融機関などで診断してみましょう。
3. 総予算の決定
自己資金と住宅ローンの総額をもとに、家を建てるための総予算を決定します。
一般的には総予算の範囲内で家を建てることが推奨されています。
万が一のことも考えてゆとりを持った金額設定を心がけましょう。
4. 詳しい費用項目のリストアップ
総予算内で次の項目に費用を振り分けるため、詳細な項目をリストアップしてみましょう。
家づくりには目に見えづらい諸費用がけっこう掛かります。
一般的に足並みが揃っている費用もあれば、選択するもので大きく費用に差が生じるものもあります。
リストアップしてみましょう。
* 本体工事費
* 基礎工事費
* 設計・監理費
* 設備費(キッチン、浴室、トイレなど)
*外構工事費(庭やフェンス)
* 付帯工事費(地盤改良、人件費、運搬費など)
*その他雑費(税金、登記費用、火災保険、引っ越し費用など)
5. マージンの設定
予期せぬ費用が発生することもあるので、総予算に対して10%〜15%のマージンを設定し、リスク対応をしておくと安心ですね。
コストコントロールの方法
コストがギリギリになっていると、実際に生活していく時にアップアップになってしまうケースがあります。
コストコントロールをして、すこし余裕のある家づくりを目ざしてみましょう。
1. 優先順位の設定
まずは自分たちが最も大事にしたい要素をリストアップし、優先順位をつけてみましょう。
例えば、キッチンやリビングの広さ、設備の充実度、エネルギー効率など。
2. 設計段階でのコスト確認
設計段階から工務店や建築士と密にコミュニケーションを取りましょう。
各段階での費用見積もりの確認をしておくと安心です。
そうすることで後々の予算オーバーを防ぐことができます。
3. 仕様の見直し
予算をオーバーしそうな場合は、使用する材料や設備のランクを見直すことも一つの方法です。
価格と品質のバランスを考えて選定しよう。
4. 追加工事の管理
追加工事は予算に大きく影響することがあるので、最初から細かく計画を立てておきましょう。
必要な場合以外は極力追加工事を避けるのが無難です。
5. 見積書の精査
工務店から提供される見積書はよく確認し、各項目の明細をしっかりとチェックしてみましょう。
疑問点があれば遠慮せず質問するクセをつけておくと、無駄なコストを削減できますよ。
6. 工期の管理 工期が延びるとその分余計な人件費や設備費がかかることがあるので、スケジュール管理も重要。
工務店とスムーズなコミュニケーションをとれるように心がけましょう。
7. エネルギー効率を考慮
一見コストが高そうに見えるエネルギー効率の高い設備や材料を選ぶことで、長期的なランニングコストを削減することが可能になります。
シュミレーションをして、初期費用とランニングコストのバランスをよく考えてみましょう。
このようなポイントを押さえつつ、工務店や建築士と良い関係を保ちながら進めると、希望通りの家を建てることができます。
家づくりは人生で大きなイベントなので、楽しみながら計画を進めてみてくださいね。
分からないことがあれば、お問い合わせページからお気軽にご相談くださいませ。